教育業界の特徴

教育業界

ものを教えることを仕事とするのが、教育業界です。
教育業界にはいくつかのカテゴリーがあり、それぞれが違った状況となっています。
まず教育業界の一つとなるのが、私立学校です。

公立学校は公務員という扱いとなるために業界とはカウントしません。
ただ、私立学校は利益を出すことを目的としているため、間違いなく業界の一つということになります。
私立学校の状況というのは、厳しいものとなっています。

その背景には昨今の日本における少子化の影響があります。
子供が少なくなっているわけですから、必然的に入学者も少なくなり、収入も少なくなる、という当然の帰結がこの業界を襲っているわけです。
今後私立学校は他の学校との牌の取り合いをしながら、どのように特色を出していくのか、ということが求められるようになります。

利益優先主義の学校では、当然魅力が少なくなってしまうため志望者が増えませんが、逆に利益を求めない経営スタイルを取ると当然収益が減少する、ジレンマに悩まされているのがこの業界ということになるでしょう。

塾業界

教育業界としてもう一つのカテゴリーとなるのが、塾・予備校業界です。
学校とは違うアプローチで児童生徒に教育を行うのがこの業界の仕事ということになります。
塾については都心を中心に公立よりも私立に行かせたいという考えを持っている親が多いために、堅調の運びとなっています。

ただ、予備校については厳しい状況になっているということが出来るでしょう。
かつて四大予備校の一つと呼ばれた代々木ゼミナールが多くの教室を閉鎖するなど、予備校業界からの半撤退を始めていることからも、収益状況が厳しいことが窺い知れます。

ちなみに、現在この教育業界において最も収益を挙げているのはベネッセホールディングスです。
ベネッセは通信教育を主として行っており、他の教育企業とは違ったアプローチから成功を収めています。
そのシェア率は業界全体の50パーセントを越え、一人勝ちの状態と言っても過言ではありません。